AERAの記事で私の著書が紹介されました

老後のお金総力戦の様相へ

2023年10月8日

AERA(2023年11月10日号)の「老後のお金「『総力戦』の様相へ」という記事に、私のコメントが載りました。
そして、拙著「定年後のお金『見える化』入門」も紹介されています。

「老後のお金は年金だけでは足りない」ということはどなたもご存じのことと思います。
この足りないお金を補うものとして、記事では次の2つをすすめています。
① 定年後も「チョイ働き」をする
② 年金の「繰下げ受給」をする

「チョイ働き」で、無理せず週2~3日楽しく働くことにより、年収100万円くらいは稼げるので、年金だけでは足りないお金を補うことができる、というものです。

もう一つは、年金を繰下げ受給して、年金額を増やそうというものです。
本来は65歳からもらえる年金の受給を遅らせれば、1ヵ月繰上げるごとに0.7%増えるので、70歳からもらい始めれば42%増額された年金を受給することができる、というものです。

つまり、いろんな対策をとって「総力戦」で臨みましょう、という提案です。
執筆された首藤さんが、坂本貴志さんや長尾義弘さん、井戸美枝さんなど有名人にも取材して老後資金獲得術を提案しています。

坂本貴志さんといえば、今年「ほんとうの定年後」という本を出した方です。定年後は「小さな仕事」で老後の生活費を確保しようと提案しました。私が提案している「チョイ働き」とほぼ同様な考え方を提案しています。しかし、こちらは10万部も売れたそうです。