2021年7月23日
<食える資格ベスト10>
1位 | 弁護士 |
2位 | 公認会計士 |
3位 | 税理士 |
4位 | 不動産鑑定士 |
5位 | 弁理士 |
6位 | 司法書士 |
7位 | 社会保険労務士 |
8位 | 行政書士 |
9位 | 宅地建物取引士 |
10位 | ファイナンシャルプランナー |
(週刊誌などの情報をもとに筆者が作成)
「資格は足の底についたごはん粒」とよく言われます。
どういう意味だかお分かりになりますか?
「足の底についたごはん粒」は、取っても食えないので、「資格は取っても食えない」ことを揶揄(やゆ)したものです。
がんばって勉強してむずかしい国家資格を取っても、お客さんがつかなければ収入がないので、食っていくことができません。
むずかしい資格を取れば食っていけると思っている人がいますが、そう単純ではありません。最もむずかしい資格と言われている「弁護士」でも「税理士」でも、依頼してくるお客さんがいないと収入はゼロです。
「食える資格ベスト10」が、週刊誌などに出ることがありますが、食える資格にするかどうかは、資格を取った本人の営業力とか人脈にかかってきます。
資格を取る前に、「どの程度の実務を経験したか」にもよります。
もうひとつ、「独占業務がどれだけあるか」、にもよります。
例えば、企業などの社会保険関係書類を作成し、年金事務所やハローワークなどに提出する仕事をお金をとって行えるのは社会保険労務士だけです。
これを「独占業務」と言っています。
独占業務のないファイナンシャルプランナーなどは、あまり多くの収入を期待することはできません。しかし、ファイナンシャルプランナーでも高収入を得ている人もいます。
どのようにして高収入を得ているのか?
長い人生の中で人脈を広げ、営業力でお客様を獲得し、講演やセミナーで講師料を確保し、相談業務で相談料を確保し、本や週刊誌の記事を執筆して、原稿料や印税を確保すれば、高収入を得ることができます。
資格を「足の底についたごはん粒」にしないためには次のような姿勢が必要です。
① 仕事を待つ姿勢ではなく、仕事を積極的に取りにいく姿勢
② 仕事を受けたら高い付加価値をつけてお客様にお届けする
③ 高い付加価値を生み続けるために情報収集をおこたらない
資格を取得して独立開業すれば、自由に仕事ができるし、定年は自分で決められるし、生涯現役で楽しい職業人生を送ることができます。
年金制度が破綻しようが、崩壊しようが、関係ありません。
老後も安心して暮らしていけます。
資格を取得して独立開業は、お勧めです!